前回の記事では、コロナ渦の今風俗に行くリスクについて書きました。
その中であえて触れていませんでしたが、記事を書きながらコロナよりもこっちのほうがヤバイんじゃない?と感じているものがありました。
性病です。
そこで、今回は、風俗と性病リスクについて考えてみました。
目次
風俗と性病
性病は、現在猛威を振るう新型コロナウイルスのように、日常生活の中での飛沫感染や空気感染はしません。
性病の感染経路は性行為です。具体的は、粘膜の接触、唾液や体液などの分泌物、血液などを介して感染します。
風俗に行って性病に感染する人は多いですが、不特定多数の人たちが感染リスクの高い行為をする場所なので当然と言えば当然のことですよね。
ということもあって風俗と性病は切っても切れない関係です。風俗で遊びたい人は性病リスクについてもしっかりと理解しておく必要があります。
代表的な性病の種類と症状
代表的な性病の種類と症状について紹介します。
クラミジア
クラミジアはクラミジアという微生物が性行為により感染することで起こります。
症状
男性の場合、排尿時の痛み、尿道のかゆみ、尿道から膿が出るといった症状が見られます。
淋病
淋病は淋菌の感染によって起こります。
症状
男性の場合、排尿時の痛みや灼熱感、尿道のかゆみ、尿道から膿が出るといった症状が見られます。
ヘルペス
ヘルペスは単純ヘルペスウイルス1型または2型の感染によって発生します。
症状
性器やお尻の周辺に痛みを伴う水疱ができ発熱を伴うこともあります。
梅毒
梅毒は梅毒トレポネーマという病原菌が体内に入ることで感染します。
症状
初期の段階では、陰部、口唇部、口腔内にしこりができる、リンパ節の腫れなど症状が見られます。経過期間が長くなるにしたがいさまざまな症状があらわれますが、現在では抗生物質による治療ができるため早期に発見すれば症状の悪化を防げます。
尖圭コンジローマ
尖圭コンジローマはヒトパピローマウイルス(HPV)の感染によって起こります。
症状
性器や肛門の周辺に小さなイボができます。
カンジダ
カンジダはカビの一種であるカンジダが性器に感染して起こります。
症状
亀頭に赤い発疹や小さな水疱ができかゆみを感じる場合もあります。
行為別に見る性病感染リスク
性病は粘膜の接触、唾液や体液などの分泌物、血液を介して感染します。では、具体的に、どのような行為に及ぶと感染する確率が高くなるのか行為別に見る感染リスクについて見ていきましょう。
キス
キスだけで性病に感染するの?と思う人もいるかもしれませんがキスも感染リスクのある行為です。唇を軽く合わせるだけの普通のキス程度ならリスクはほとんどありませんが、ディープキスではお互いの唾液が口の中に入るため喉にいるウイルスや菌によって感染するリスクがあります。
感染する可能性のある病気
クラミジア、淋病、ヘルペス、梅毒、など
セックス
セックスは言わずもがなリスクの高い行為です。とりわけコンドームなしでのセックスは粘膜接触となりお互いの性器に病気を引き起こす菌がいると感染する可能性があります。たとえコンドームをつけている場合でもコンドームで覆えていない部分から感染する可能性もあるため100%安全とは言い切れません。
感染する可能性のある病気
クラミジア、淋病、ヘルペス、梅毒、尖圭コンジローマ、カンジダ、など
オーラルセックス
オーラルセックスは互いの性器を舐める行為なので性器や口の中に菌がいると感染する可能性があります。お口でサービスのある風俗のピンサロは回転が早く不特定多数の男性を相手にするため意外にリスクは高いです。
感染する可能性のある病気
クラミジア、淋病、ヘルペス、梅毒、尖圭コンジローマ、など
アナルセックス
アナルセックスは通常のセックスよりも危険な行為です。というのも肛門に性器を挿入すると出血してしまう恐れがあり、血液や精液を介して感染してしまうリスクが生まれます。
感染する可能性のある病気
クラミジア、淋病、ヘルペス、梅毒、尖圭コンジローマ、など
安全なプレイは?
このように見てみると風俗店で提供されているサービスは性病の感染という観点からどれもリスクの高い行為であることが分かります。
性病に感染する確率をゼロにしたいというのなら風俗に行くのはあきらめたほうがよさそうです(笑)。それでも遊びたいという人は手で抜いてもらうだけのようなお店ならリスクは極めて低いと言えるでしょうね。
性病感染リスクを下げるための予防策
ここまで紹介したように風俗に行く以上、性病の感染リスクをゼロにすることはできませんが、少しでもリスクを下げるためにできるための予防策を考えてみました。
店選びをしっかり行う
店選びでは性病検査をしっかりと行っているかどうかはチェックしておきたいところです。
風俗店なら性病検査はどこも行っているんじゃないかと思われるかもしれませんが実際はそんなことはありません。徹底的に管理している店もあれば完全に女の子任せにしている店もあります。やはり高級店ほど徹底しているという印象ですね~。
性病検査の実施有無についてはお店のホームページを見れば書いてあることが多いです。月に1回とか2週に1回とか具体的な検査の頻度について書いてあることもありますね。
また感染リスクを下げたいという人はプレイ内容に制限のある店(や女の子)をあえて選ぶというのもありですね~。例えばコンドームの着用を義務付けている店をあえて選ぶとかディープキス禁止の女の子をあえて選ぶとかですね。リスクのある行為を控えようと思っていても自分の意思でコントロールするのは難しいですからね~(笑)。
プレイ前後はしっかり体を洗う
基本的なことですが、プレイの前後はしっかりと体を洗うようにしましょう。体を洗うことで性病の原因となる菌を洗い落とせます(たぶん)。
ちなみにですが、プレイ前は女の子から入念に体を洗ってもらえることが多いですがプレイ後はけっこう適当だったりすることもありますね(笑)。女の子から促されなければそのまま着替えて帰っちゃうという人もいるのではないでしょうか。
プレイ後こそ性器の周りを中心にきちんと体を洗ってうがいをすることを徹底しましょう。
リスクの高い行為は避ける
感染リスクを避けたいのならリスクの高い行為は避けるようにしましょう。
行為別に見る性病感染リスクの項目で紹介したように、コンドームを付け、ディープキス、オーラルセックスを避ければ性病の感染リスクはだいぶ下げられます。そうすると手で処理してもらうぐらいしかなく風俗に行く意味ないじゃんということになると思いますが(笑)。
全部我慢するのが難しい場合は、このプレイだけは絶対にやらないとかコンドームは最初から付けておくとか自分なりのルールを作っておくのがおすすめです。自分からコンドームを付けると言うのは多少気が引けるかもしれませんが、早漏気味だからとか適当な理由を付けて自衛するようにしましょう。
おわりに
以上、今回は風俗と性病リスクについて考えてみました。
ここまで記事を読み、「風俗=怖い」というイメージを持ってしまった人もいるかもしれません。自分でも少し怖くなっちゃいました^^;
しかし、過度に恐れ過ぎては何もできなくなってしまいます。風俗以外でも性病にかかる可能性はありますからね。
性病は放置して悪化させてしまうのが怖いです。早期発見して治療に進めば薬を服用するだけで治ってしまう病気も多いです。
大事なのは性病のリスクを理解し自分の出来る範囲内で対策をしっかりと行ったうえで遊ぶこと。そして少しでも体に異変を感じたらすぐに検査を受けることです。